黄熱病に関して(平成17年7月)

平成26年4月16日

サンパウロ州の健康局からの旅行と黄熱病に関する情報。

(ブラジルでは黄熱病の予防接種を現在まで1億人以上接種し、副作用で死亡たのは6名。)

サンパウロ健康局健康局は7月の冬休みが始まる前の黄熱病の予防接種を強化している。目的は国内の危険地域に旅行する人に免疫を付け、黄熱病を州内に入れないことである。

サンパウロで最後の黄熱病患者は2000年に発生し、2人が感染した。1990年以来、この2人のケースのみである。

ブラジルの北部地方、中西地方へ旅行する人、主にゴイアス州、トカンチンス州、ロンドニア州、パラ州、マトグロッソ州及びマトグロッソドスール州では感染するリスクがあるので、特別な注意が必要である。

北東地方ではマラニョン州及びピアウイ州、南東地方ではミナスジェライス州も特別な注意が必要である。

黄熱病の予防接種は非常に重要である。危険地域に旅行される人は荷物を用意する前に保健所へ行き予防接種をする必要があると当局の予防接種のコーディネーターHelena Satoが述べている。

黄熱病のワクチンは保健所、旅行者の保健所、コンゴニャス空港、グァルリョス空港、長距離バスターミナル(バハフンダ及びチエテ)、エミリオヒバス感染院、及びサンパウロ大学病院などで無料で行われている。

黄熱病のワクチンは1回、有効期限が10年間。

Flavivirus属のウイルス感染により、高熱、頭痛、腰痛、嘔気、嘔吐、身体がだるい、衰弱,悪寒などの症状が見られる。

 

なお、リオデジャネイロ市では次の保健所で黄熱病の予防接種が可能。
出発10日前までに接種すること。

1.Saude dos Portos(国外旅行者用、旅券又は航空券提示)
  Rua do Mexico,128 Terreo
  平日:9:00~11:00、13:00~15:00

2.Pam Oswaldo Cruz(国内旅行者用)
  Rua do Riachuelo,330
  平日:9:00~11:00、13:00~16:00