「日本人移住の日」記念行事開催

令和7年6月27日

 

「日本人移住の日」(6月18日)を記念し、リオデジャネイロにて、下記の行事が開催されました。これらの行事は、ブラジルへの日本人移住者及び日系ブラジル人の皆様が日本とブラジルの友好関係において果たしてきた役割を改めて認識する機会となりました。ブラジルへの日本人移住の歴史は117年にわたります。 
また、本年は、日本とブラジルの間で外交関係が樹立されてから130周年に当たる「日本ブラジル友好交流年」であり、これを併せて記念する機会となりました。 
開催にあたりご協力いただいた多くの関係者の皆様に感謝申し上げます。 
 
 
1 リオ市議会ライトアップ(6月11日(水)~18日(水)) 
 カルロ・カイアード・リオ市議会議長をはじめとする多くの関係者の協力を得て、同市議会が日本国旗の色にライトアップされました。同ライトアップは、「日本ブラジル友好交流年」を記念した佳子内親王殿下の当地御訪問(13日)に合わせて実施されました。 
 
2 ニテロイ現代美術館ライトアップ(6月18日(水)) 
 ヴィクトール・ロドリゲス・マルティンス・ニテロイ現代美術館長をはじめとする多くの関係者の協力を得て、ニテロイ現代美術館が日本国旗の色にライトアップされました。同ライトアップには、当地の日系社会を代表し、ケンイチロウ・クリハラ・リオデジャネイロ州日伯文化体育連盟理事長及びアメリコ・トミオ・ヨシナガ・ニテロイ日系協会会長、ロドリゴ・ネーヴィス・ニテロイ市長の代理として、イザベル・スワン同市副市長を含む同市政府関係者が立ち会いました。 
 
3 リオデジャネイロ州議会における特別セッション及びライトアップ(6月25日(水)) 
リオデジャネイロ州議会チラデンテス宮殿にて、エリカ・タキモト同州議会議員(日系二世)が、「日本人移住者感謝の日」及び「日本ブラジル友好交流年」を記念する特別セッションを主催しました。当日の夕刻には、同宮殿が日本国旗の色にライトアップされました。 
同議員は演説において、自身の日系人としてのアイデンティティについて述べつつ、当地日系社会の活動を支援する取り組みを紹介し、今後も、これまでの先人たちの歩みを引き継ぎ、次世代の日系社会が日本とブラジルの間の架け橋となることを期待し、連携及び支援していく旨を述べました。また、真鍋在リオデジャネイロ総領事、及び、当地日系社会を代表してソウハク・バストス日伯文化協会(ICBJ)会長から挨拶が述べられ、講演・パフォーマンスのために当地を訪問中の書家・前田鎌利氏による挨拶及び同氏からリオデジャネイロ州議会への作品の贈呈が行われました。 
同セッションでは、佳子内親王殿下の当地御訪問について紹介されたほか、日系人柔道家でありアソシアソン・ナガイ代表であるシルバナ・ナガイ氏が指導する子どもたちによる柔道のパフォーマンスが行われました。 
 
同セッションの様子は、同州議会YouTubeチャンネルでご視聴いただけます。 
 
〔同州議会YouTubeチャンネル(6月25日付動画)〕 
https://www.youtube.com/watch?v=yVqQXIz-sD0&list=PLYm1WLzF8CZrGJ1ptTIagUciYUmoPsUs2