リオで伝える、日本のこころ
平成26年11月17日
【第4回】折り紙講師 Miriam Nigriさん
第4回目の「リオで伝える、日本のこころ」は、長年リオデジャネイロで折り紙の講師として活躍している、Miriam Nigriさんです。
――― あなたと折り紙の関係について教えて下さい。
(Miriamさん)私はリオのプラッサ・オンゼにあるCalouste Gulbenkian芸術センターで、かれこれ20年、折り紙を教えています。授業は水曜日か木曜日の、午後1時半から4時半までで、現在生徒は10人です。以前、私は市立学校の美術教師で、いつも生徒が夢中になるような新しい何かを探していました。偶然、旅先で折り紙と出会い、当時できたばかりの芸術センターの折り紙教室に通うことにしました。その当時の講師の下で何年か折り紙を制作した後、1994年、彼女が退職されるということで、私が後を引き継ぐことになりました。
また、私はINCA(国立がんセンター)で、患者に折り紙を教えるボランティアや、FIRJAMで折り紙のワークショップをするなど、様々な活動を行っています。2014年は、リオ広報文化センターで折り紙の展示会も行いました。
――― あなたと折り紙の関係について教えて下さい。
(Miriamさん)私はリオのプラッサ・オンゼにあるCalouste Gulbenkian芸術センターで、かれこれ20年、折り紙を教えています。授業は水曜日か木曜日の、午後1時半から4時半までで、現在生徒は10人です。以前、私は市立学校の美術教師で、いつも生徒が夢中になるような新しい何かを探していました。偶然、旅先で折り紙と出会い、当時できたばかりの芸術センターの折り紙教室に通うことにしました。その当時の講師の下で何年か折り紙を制作した後、1994年、彼女が退職されるということで、私が後を引き継ぐことになりました。
また、私はINCA(国立がんセンター)で、患者に折り紙を教えるボランティアや、FIRJAMで折り紙のワークショップをするなど、様々な活動を行っています。2014年は、リオ広報文化センターで折り紙の展示会も行いました。
――― Calouste Gulbenkian芸術センターでは、どのように折り紙を教えていますか。
まずは、折り紙のシンボルや基本を教えます。学生が基本をマスターしたら、難易度を徐々に高くしながら、基本的な折り方を使った応用を教えていきます。時には折り紙の本を参照しますが、あまり形式ばった作品ではなく、多くの工夫をこらした、独創的な折り紙を制作する方が好きです。そのほうが味のあるものが出来ます。
――― あなたの作品の特徴は何ですか。
私はパーツの上にパーツを重ねて組み立てていく作品が好きです。実際、多くの私の作品が、組み立て式です。非常に大きい作品もいくつか作りました。大きなパーツをどんどん組み立てていくんです。
まずは、折り紙のシンボルや基本を教えます。学生が基本をマスターしたら、難易度を徐々に高くしながら、基本的な折り方を使った応用を教えていきます。時には折り紙の本を参照しますが、あまり形式ばった作品ではなく、多くの工夫をこらした、独創的な折り紙を制作する方が好きです。そのほうが味のあるものが出来ます。
――― あなたの作品の特徴は何ですか。
私はパーツの上にパーツを重ねて組み立てていく作品が好きです。実際、多くの私の作品が、組み立て式です。非常に大きい作品もいくつか作りました。大きなパーツをどんどん組み立てていくんです。
――― 折り紙は日常生活でどのように活用できますか。
例えば、お土産やギフト、結婚式や出産祝いの装飾として活用できます。折り鶴のようなものは、日系人でなくとも大変よろこばれます。折り鶴には人々の心を揺さぶる力がありますね。
――― 折り紙はあなたにとってなんですか。
折り紙は魔法のようなものです!たった一枚の紙で、何でも制作することができます。また、折り紙は教育の一部でもあり、数学力、記憶力、集中力、応用力、創作力、注意力などを高めることができます。私が市立学校で働いていたとき、折り紙が生徒の教育の質を高め、規律が改善しました。さらにINCA(国立がんセンター)では、折り紙を治療の一環として使用しています。多くの患者が折り紙好きで、折り紙を折った患者は必ず、「持って帰ってもいいですか 」と聞くんです。折り紙は、本当に人々の心を揺さぶります。
Miriamさんの創作活動、そしてリオ•デ•ジャネイロのすべての折り紙活動家のさらなるご活躍をお祈りします。
領事館は、これからも日本文化普及のために尽力されている方々を応援していきます。(おわり)