米国ビザ免除プログラムの改定について

平成28年2月23日
1 駐日米国大使館ホームページ上の情報等によれば,2016年1月21日,米国は2015ビザ免除プログラム改定及びテロリスト渡航防止法の施行を開始し,その後,2月18日に,当該ビザ免除プログラムの制限対象国を追加ました。これにより,下記に該当する渡航者(日本人)は,ビザ免除プログラムを利用して渡米することはできません(つまり,米国への渡航にはビザの取得が必要となります)ので御注意ください。
 
○ビザ免除プログラム参加国の国籍で,2011年3月1日以降にイラン,イラク,スーダン,シリア,リビア,ソマリアまたはイエメンに渡航または滞在したことがある方(ビザ免除プログラム参加国の軍または外交目的による渡航に対しては,限られた例外あり)
 
○イラン,イラク,スーダンまたはシリアのいずれかの国籍を有する二重国籍者
 
2 ESTA(電子渡航認証システム)保持者は,米国渡航に先立ち,米国税関国境取締局(CBP)のウェブサイト(esta.cbp.dhs.gov)で ,ESTAのステータスを確認することをおすすめします。
なお,(既ESTA認証者で登録のメールアドレスに)ビザ免除プログラムが利用できなくなると通知された方は,米国大使館・領事館から発給された有効な非移民ビザを使用して渡米することが可能です。
 
3 ビザ免除プログラムの利用条件は今後も変更が予想されますので,最新の情報を入手されるようご注意ください。米国ビザ等の詳細につきましては,最寄りの米国領事館にお問い合わせ願います。
 
(御参考)
・駐日米国大使館のウェブサイト(日本語)
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-important.html
・米国国務省ウェブサイト(英語)
https://travel.state.gov/content/visas/en/visit/visa-waiver-program.html
・米国国土安全保障省ウェブサイト(英語)
http://www.dhs.gov/news/2016/01/21/united-states-begins-implementation-changes-visa-waiver-program