サンタテレザ地区における拳銃強盗事件

令和5年7月4日
6月12日(月)午後3時頃、邦人男性観光客が拳銃強盗に遭う被害が発生しました。被害者は、ブラジル人の友人と2人でサンタテレザ(Santa Teresa)地区ラデイラ・デ・サンタテレザ(Ladeira de Santa Teresa)を歩いていたところ、犯人が徒歩にて近づき拳銃を示し、ポルトガル語で所持品を要求してきました。犯人は、被害者からスマートフォンやクレジットカードを強奪した後、顔認証を利用してスマホのロックを解除しようと試みましたが、これに失敗し、近くに停めてあったバイクに乗り逃走しました。被害者は、抵抗することなく所持品を差し出したため、幸い怪我はありませんでした。
 
【当館から】
・被害場所はセラロン階段の近くで、日中でも犯罪が多く発生しています。人の少なくなる時間帯に観光することは避けてください。人が多くいる時であっても十分な注意が必要です。
・外出する際の持ち物は、必要最小限に留め、貴重品は分散して携行するようにしてください。
・本件のように、犯罪者の多くは凶器を所持してます。万が一強盗に遭った場合には、抵抗することなく、素直に相手方の要求に従ってください。抵抗したり、急に逃げだそうとすると、犯人から攻撃を受けるリスクが高くなります。