バハ・ダ・チジュカ地区における電撃誘拐事件

令和4年4月14日
 4月10日(日)午後9時ころ、リオ市西部バハ・ダ・チジュカ地区において子供連れの女性が電撃誘拐の被害に遭いました。
 『電撃誘拐(Sequestro Relampago)』とは、強盗目的で行われる短時間の誘拐のことです。
 
 被害者は、Via Parqueショッピングセンターから車で出た後、他の店に立ち寄って買い物をしましたが、その店の駐車場から出る際に犯人達の車に進路を塞がれ、けん銃を持った犯人に車に乗り込まれました。その後、犯人は被害者を脅してPIXを使って1,000レアル送金させた他、被害者の友人にも連絡して同様に送金させました。犯人たちは、被害者親子を解放したのち、車も奪って逃走しました。
 被害者は、ショッピングセンターの駐車場から出た際に、不審な車が止まっていることに気づいており、犯人たちは被害者の車を追跡していた可能性があります。
 
【当館から】
 ・スーパーやショッピングセンターの駐車場を利用する場合には、できるだけ建物出入口に近く、人目につきやすい場所を選んで下さい。
 ・高級車や華美な服装・所持品の人物は、ターゲットとなりやすいので注意して下さい。
 ・駐車場に不審な車がある場合には、自分の車に近づかず、まずは建物に戻って警備員に通報して下さい。
 ・万が一、今回のような電撃誘拐の被害に遭った場合には、決して抵抗せず、素直に犯人の要求に従ってください。