市民の抗議活動によるバスへの放火事件

  4月5日（火）午前中、リオ市北部コルドビル（Cordovil）地区において、警察活動に抗議する市民がバス2台に放火する事件が発生しました。同地区では、前夜、軍警察による作戦活動が行われましたが、17歳の青年が射殺されたことに対し、住民が抗議活動を行ったものです。
 
【当館から】
  ・リオ州内では、路線バス等公共交通機関内で年間約1万件の強盗事件が発生しており、特にリオ市内を走る路線バスはファベーラ内が運行ルートとなっている場合もあるため、利用はお勧めできません。
  ・警察と銃撃戦を行う犯罪組織や、市民の抗議活動によってバスに対する放火が行われるケースがあります。
  ・ゾナ・スル地区において、バスを標的とした放火事件が発生することは滅多にありませんが、騒動が発生した場合には、本件のような事態も想定し、速やかにその場を離れるようにしてください。