ブラジル政府による入国制限措置(5~11歳へのワクチン接種証明書提示義務の免除)

令和4年2月25日
◎2月18日付政令により、ブラジル入国に必要とされていた、5~11歳へのワクチン接種証明書の提示義務は免除されました。
 
1 ワクチン接種証明書の提示義務の対象年齢(5~11歳は免除)
ブラジルでは5~11歳向けのワクチン接種が開始されて以降、ブラジルへの入国のためのワクチン接種証明書の提示義務について、5~11歳もその対象に含まれていましたが、2月18日に公布されたブラジル政府の政令により、12歳未満の方は、同証明書の提示義務は免除されることとなりました。
免除の対象となった12歳未満の方は、入国後に渡航者健康状態申告書(DSV)に記載した住所にて、14日間の自主隔離を行うことが求められます。
 
2 ワクチン接種証明の提示が免除となるケース
今回の変更により、ワクチン接種証明書の提示が免除される要件は以下のとおりとなります。
(1)ワクチン接種が完了していないブラジル人およびブラジル国内に居住している外国人
(2)医師の診断によりワクチン接種ができないことを証明できる方
(3)ブラジル保健省が定めるワクチン接種が推奨されていない年齢の子女(12歳未満、※今回の改訂点)
 
3 ブラジル入国に際し求められる、有効なワクチン接種証明書の要件は以下のとおりです。
(1)以下いずれかのワクチンであること。
AstraZeneca(SK Bioscience)
AstraZeneca(Vaxzevria)
Covaxin
Covieshield
Janssen
Moderna(Spikevax)
Pfizer-BioNTech(Comirnaty)
Sinopharm
Sinovac
SputnikV
(2)最後に接種した日から14日間が経過していること。
(3)印刷物または電子ファイルにて提示すること。
(4)ポルトガル語、スペイン語、または英語で記載されていること。