誤って車でファベーラ内に入ってしまった家族の銃撃被害

令和4年2月3日
 2月1日(火)、リオ市北部コルドビル地区シダージ・アルタ(ファベーラ)において、母親が運転する車両が、道を間違ってファベーラに入ってしまった際、車に乗っていた17歳の少年が頭を撃たれる被害が発生しました。(同所では、2020年10月にも同様の被害が発生しています。)
 リオ市内には、山の斜面以外にも多くのファベーラが存在しており、不慣れな場所では間違ってファベーラ内に入ってしまうこともあることから、十分に注意して下さい。
 
【当館から】
 ・携帯電話の地図アプリは、ファベーラ等を考慮せずに最短ルートを選ぶことがありますので、不慣れな場所に行く際には、事前にルート確認を十分に行って下さい。
 ・日本の暴力団と同様に、当地でも麻薬密売組織等の犯罪者は、「黒塗り」の車両を好む傾向があります。
  誤ってファベーラ内に入ってしまった場合にも、「黒塗り」車両は、敵対組織の襲撃と思われ、特に相手方にとって警戒の対象となることを認識してください。
 ・万が一、誤ってファベーラ内等に入ってしまった場合には、慌てて急発進等行うことは避け、徐行しながらその場から避難してください。