新型コロナウイルス関連情報(リオ市カンポグランデ地区等におけるロックダウン等)
<ポイント>
・リオ市はカンポグランデ地区及びバング地区の一部でロックダウンを実施しています。また,同市サンタクルス地区にも拡大する可能性について言及しています。
・ニテロイ市は,市内の人の流通を更に制限することを決定し,市内の街路や広場,海岸に留まる者に罰金を科すことを定めました。
<本文>
以下のとおりリオ州内の一部地域において,ロックダウンや社会的隔離政策の強化措置が実施されます。当該地域を訪問する際はご注意ください。
なお,報道によれば,ヴィッツェル・リオ州知事はロックダウン実施の判断を各市長に委任すると報じられています(最終決定ではなく,州による公式見解は出ていません)。
事態は刻々と変化します。最新情報の入手に努めていただくとともに,手洗い,うがい,咳エチケットの徹底など感染予防をお願いいたします。
また,万が一,邦人の方への新型コロナウイルス感染が確認された場合には,当館までご一報願います。
1 リオ市西部におけるロックダウン
リオ市は,5月7日より,リオ市カンポグランデ地区において部分的なロックダウンを実施し,同地区の商業中心地では,一部道路が封鎖されています。
5月8日からは,同市バング地区においても部分的ロックダウンが実施されています。
また,今後,同市サンタクルス地区にも同措置を拡大する可能性について言及しています。
2 ニテロイ市における社会隔離政策の強化
ニテロイ市は,5月11日から15日の期間中(22日まで延長可能),必須産業の従事者の通勤,通院・薬局・スーパーへの買い物を除き,道路・ビーチ,公共施設,広場への通行を禁止すると発表しました。
違反者には180レアルの罰金,再犯者に対しては罰金が倍増されます。
また,報道では,ニテロイ市にアクセスする際には,全員の体温が測定されることを決定した旨報じられています。
【参考】
●ブラジルにおける感染状況(7日現在。括弧内は前日比)
ブラジル全体:感染者数135,106人(+9,888),死亡者数9,146人(+610)
(当館管轄3州)
リオデジャネイロ州:感染者数14,156人(+861),死亡者数1,394人(+189)
ミナスジェライス州:感染者数2,943人(+173),死亡者数 111人(+5)
エスピリトサント州:感染者数3,988人(+274),死亡者数 157人(+11)
●新型コロナウイルス関連情報(ブラジル当局による各種規制等)
当館HPに新型コロナウイルス関連のブラジル当局による各種規制や,ブラジルにおける感染状況等の各種情報を掲載していますので,ご利用ください。
https://www.rio.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00011.html