
2010年4月
在リオデジャネイロ日本国総領事館
初めに
リオデジャネイロ市は、世界三大美港の一つに数えられ、風光明美な国際観光都市である反面、世界有数の犯罪都市としても有名であります。州内には約1,000箇所のスラム街(ファヴェーラ)を隠れ蓑に麻薬密売組織が暗躍し、組織の力を誇示するため、路線バスの焼き討ち、警察官の殺害、手榴弾の投擲等不法事案を敢行しています。更には、密売組織間の抗争に治安当局が介入した銃撃戦も昼夜場所を問わず発生し、多くの市民が、流れ弾による巻き添えになり、死傷しています。
当地では、一寸の油断や過信が大きな犯罪に巻き込まれる結果になることも希ではなく、被害を未然に防止する為、日頃からご家族を含めた防犯意識を持つことが大切です。この為、次の基本的事項を心掛けて下さい。
1.自分と家族の安全は、自分自身で守る。
2.防犯の努力・労力は惜しまない。
3.「目立たない・行動を予知されない・用心を怠らない」を念頭に行動する。
4.「自分だけは大丈夫・まさか自分が」というような安易な考えは払拭する。
2010年4月
在リオデジャネイロ日本国総領事館
(1)リオ州全体
|
2005年 |
2006年 |
2007年 |
2008年 |
2009年 |
殺 人 |
6,620 |
6,299 |
6,133 |
5,717 |
5,794 |
強 姦 |
1,471 |
1,278 |
1,376 |
1,471 |
2,338 |
侵入強盗 |
1,758 |
1,709 |
1,599 |
1,430 |
1,662 |
路上強盗 |
36,080 |
46,341 |
59,494 |
68,039 |
71,066 |
車両強盗 |
33,512 |
34,940 |
31,849 |
28,213 |
25,036 |
強盗事件の総計 |
114,259 |
124,697 |
137,714 |
141,541 |
138,280 |
車両窃盗 |
21,249 |
22,653 |
21,680 |
21,643 |
20,342 |
窃盗事件の総計 |
126,293 |
140,890 |
157,162 |
168,960 |
170,245 |
※09年の強姦件数の増加は、法改正により「強制わいせつ」を含むこととなったため
(2)リオ市
|
2005年 |
2006年 |
2007年 |
2008年 |
2009年 |
殺 人 |
2,406 |
2,451 |
2,377 |
2,069 |
2,155 |
強 姦 |
428 |
420 |
420 |
449 |
622 |
侵入強盗 |
709 |
595 |
541 |
461 |
587 |
路上強盗 |
24,393 |
30,193 |
37,739 |
41,984 |
42,209 |
車両強盗 |
24,646 |
24,655 |
21,509 |
17,726 |
14,834 |
強盗事件の総計 |
77,355 |
82,154 |
89,288 |
88,017 |
83,329 |
車両窃盗 |
11,120 |
11,547 |
10,916 |
11,002 |
10,132 |
窃盗事件の総計 |
65,666 |
74,785 |
84,205 |
91,373 |
95,384 |
※09年の強姦件数の増加は、法改正により「強制わいせつ」を含むこととなったため
罪 種 |
1~3月 |
4~6月 |
7~9月 |
10~12月 |
計 |
|||||||||||||||
件数 |
人 員 |
件数 |
人 員 |
件数 |
人 員 |
件数 |
人 員 |
件数 |
人 員 |
|||||||||||
総人員 |
男 |
女 |
総人員 |
男 |
女 |
総人員 |
男 |
女 |
総人員 |
男 |
女 |
総人員 |
男 |
女 |
||||||
殺 人 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
0 |
0 |
殺人未遂 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
0 |
0 |
強盗 |
4 |
4 |
3 |
1 |
5 |
5 |
4 |
1 |
|
|
|
|
3 |
3 |
2 |
1 |
12 |
12 |
9 |
3 |
強盗殺人 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
0 |
0 |
強盗致傷 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
0 |
0 |
窃盗 |
12 |
12 |
7 |
5 |
5 |
5 |
2 |
3 |
3 |
3 |
1 |
2 |
7 |
7 |
6 |
1 |
27 |
27 |
16 |
11 |
脅迫・ 恐喝等 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
0 |
0 |
暴行・ 傷害 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
0 |
0 |
詐欺 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
強姦 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
0 |
0 |
営利誘拐 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
0 |
0 |
その他 |
1 |
1 |
|
1 |
|
|
|
|
1 |
1 |
1 |
|
2 |
2 |
1 |
1 |
4 |
4 |
2 |
2 |
合計 |
17 |
17 |
10 |
7 |
10 |
10 |
6 |
4 |
4 |
4 |
2 |
2 |
12 |
12 |
9 |
3 |
43 |
43 |
27 |
16 |
|
06:00~ |
09:00~ |
12:00~ |
15:00~ |
18:00~ |
21:00~ |
00:00~ |
総件数 |
コパカバーナ |
2 |
3 |
2 |
2 |
4 |
3 |
|
16 |
セントロ |
|
1 |
4 |
2 |
2 |
2 |
|
11 |
サントクリスト |
|
|
|
|
|
|
|
|
グロリア |
|
|
1 |
|
|
|
|
1 |
イパネマ |
|
3 |
|
2 |
|
|
1 |
6 |
ボタフォゴ |
|
|
|
|
|
|
|
|
ラッパ |
|
|
|
|
2 |
|
|
2 |
フラメンゴ |
|
|
|
|
|
|
|
|
レブロン |
1 |
|
|
|
|
|
|
1 |
その他 |
1 |
1 |
2 |
1 |
1 |
|
|
6 |
合計 |
4 |
8 |
9 |
7 |
7 |
7 |
1 |
43 |
(1) 殺人
殺人事件の発生件数は、1995年の8,438件以降、減少傾向に転じているものの、依然として高い発生件数で推移しています。
2009年中、日本で発生した1,094件の殺人事件の5倍近くの殺人事件が発生している他、人口10万人に対する殺人事件発生の割合は、日本の約34倍となっています。
(2) 誘拐
誘拐事件の発生件数は、1995年の108件を最高に年々減少傾向にありますが、これは統計上の認知件数であって、未届け件数がかなりあるものと思われますので、注意を要します。
2008年には、在伯ベトナム外交官がコルコバードの丘付近を観光のため訪れたところ、何者かに誘拐される事件も発生しています。
2009年中の発生件数は、11件でした。
(3) 強盗
(イ) 銀行強盗
銀行強盗は、白昼堂々とけん銃や自動小銃を使用し敢行されるものが殆どで、手口は年々凶悪化しています。このため、強盗団と警察との銃撃戦も頻繁でこれに市民が巻き込まれ、犠牲になる事件も発生しています。
2009年中は42件発生し、前年と比べ5件減少しました。
(ロ) 自動車強盗
自動車強盗の発生状況は、減少傾向にあるものの2009年中は
25,036件発生し、1日当たりにすると約69件が発生している状況です。強盗の手口は、赤信号で停車中の車両にけん銃等を所持した犯人(複数)が徒歩、オートバイ等で近づき、金銭等及び自動車を強奪する、又は自動車で進行を塞いで停車させたうえで強奪行為に及ぶ手口で、被害者が抵抗若しくは反撃する素振りを見せると即座に発砲し、殺害するケースも多々発生しています。また、自宅アパートのガレージに車両を入れる際、ガレージの開閉扉が開く寸前に待ち伏せされ襲われる事例などもあります。
(ハ) 路線バス内強盗
市民の足である路線バス内での強盗は、2009年中8,930件発生し、前年と比べ991件減少しましたが、1日当たりにすると約24件発生している状況です。犯行の手口は、けん銃等で武装した犯人が運行中の路線バス内に乗り込み、乗客にけん銃等を突きつけ金品を強奪するものです。更に乗客の中にはけん銃を護身用に所持している者がおり、車内で銃撃戦となって、無関係の人が流れ弾で死傷する事件も発生しています。また、犯行後、特に北部地域ではバスに放火することもしばしばあり、これまで同様、路線バスの乗車は極力避けることをお勧めします。
(ニ) 電撃誘拐(稲妻誘拐とも言う)
路上強盗や自動車強盗等の強盗の機会に、犯人が被害者を拉致し、被害者が所持しているキャッシュ・カードやクレジット・カードに目を付け、被害者をキャッシュ・ディスペンサー等の設置個所まで連行し、現金を強制的に引き出させ強奪するもので、誘拐に比して安易に現金を入手することが出来るのが特徴です。2006年以降若干減少しましたが2009年中は、78件の発生があり、再び増加傾向にありますので、引き続き注意を要します。
(ホ) 住居侵入強盗
リオ市内を中心とした都市部の高級住宅街での住居侵入強盗が多く、2009年は1,662件発生しました。前年と比べると169件増加し、再び増加傾向にありますので、注意が必要です。
手口は、けん銃等で武装した犯人が、配達人、郵便局員、電話会社職員等を装い、ポルテイロ(門番)を騙し侵入し、その際、ポルテイロを制圧し、外出または帰宅した住人を次々に襲い、各部屋に連行し金品を強奪するもので、被害者は数時間に亘り監禁されます。また、逃走には、多くの場合、住民の車両が使用されています。
(ヘ) 路上強盗
時間や場所を選ばず発生している犯罪で、2009年中は71,066件、前年と比べ3,027件増加しました。このため、治安機関では警察官の街頭パトロールの強化などによる抑止対策を推進しており、減少に転じていますが、なお、多くの発生件数であるため、引き続き注意が必要です。
発生場所は、観光地で有名なコパカバーナ海岸及びセントロ地区に集中しており、邦人を含め多くの観光客が被害にあっています。コパカバーナ海岸での犯行手口は、ナイフ等の刃物を使用したものが多く、セントロ地区では、けん銃等の銃器を用いた犯行が多いのが特徴です。これら犯行は数人のグループによって敢行されるのが殆どであり、時には殺傷事件にも至っています。
(4) 麻薬犯罪組織の抗争事件等
リオ市を含む大都市圏には約1,000箇所のファヴェーラ(貧民窟)が点在し、麻薬売買の密売拠点となっています。この麻薬密売には複数の密売組織が縄張り争いのため、ファヴェーラ内及びその周辺ではこれら麻薬密売組織間の抗争が絶えず、又同抗争に治安当局が介入した銃撃戦が連日繰り広げられています。抗争には当地治安当局の武器を上回る殺傷能力を備えたAK-47カラシニコフ等軍用銃や対戦車砲・手榴弾等が使用され、通行人等が流れ弾により巻き添えになり負傷あるいは死亡した例が頻繁に報告されています。
2009年1月から9月までの流れ弾による被害は143件を数え、内6人が死亡しております。
(5) 浮浪児(通称ピヴェッチ)の問題
リオ市のセントロ地区やコパカバーナ海岸など観光名所として世界的に知られているゾナ・スール(市南地区)には、多くの浮浪少年が路上で生活しており、強盗やひったくり、置き引き等の窃盗を繰り返しています。この問題は、以前から続いており、当局の対策にも拘わらず一向に改善されていません。邦人企業や在留邦人居住区であるボタフォゴ地区、総領事館のあるフラメンゴ地区でもピヴェッチによる強盗、窃盗事件が発生しています。
(1) 観光客にとって最も危険な場所は、コパカバーナ地区です。同所では、観光客に対する強盗被害の大半が発生しております。特にコパカバーナ海岸近くアトランチカ大通り(サンタ・クララ通りと交差点付近)では、強盗事件が多発しております。
外国人が被害者となった事件の特徴は、早朝人通りのある場所での強盗被害や犯行時に抵抗したことから犯人が所持した凶器で斬りつけられたり、最悪は射殺される事案に発展しており、万が一被害に遭遇しても、絶対抵抗しないことが被害拡大を防止します。
(2) その他犯罪に巻き込まれる可能性の高い場所としては、セントロ地区のカテドラル寺院前のチリ共和国大通り(高架橋)、サンタテレーザ、ヴィスタ・シネーザ、コルコバード登山電車の途中駅であるパイネイラス駅等があります。
リオでは、時間場所を問わず、強盗、窃盗、殺人等ありとあらゆる犯罪が発生しています。何時、何処でどのような犯罪が発生し、また巻き込まれるか判断することは非常に困難であり、100パーセントの安全対策は見当たりません。しかし、何時でも何処でも常に犯罪が発生しているわけではありません。肝心なことは、どのような犯罪が、どのような場所、時間帯に発生しているかの情報をインターネット、新聞、テレビ等のマスメディア等から入手し、更に状況を判断し、それに対する的確な防犯対策を講じ、身の周りから危険要因を少しでも減らして、犯罪に遭遇する確率を出来るだけ低くする必要があります。ここリオのみならず海外における安全対策の基本は「自分と家族の安全は自分で守る」ことですが、以下基本的な留意事項を列挙します。
○ 日常の行動は、華美な装飾品、服装を避けると共に反感を買うような行動を慎み、出来るだけ周囲の住民にとけ込むようにして下さい。
○ 「目立たない」「行動のパターン化を避ける」「用心を怠らない」の行動基本を遵守して下さい。
○ 部外者(女中、門番等も含む)に必要以上に自分の社会・職業上の身分及び行動計画や予定される日程を明かさないようにして下さい。
○ 自宅周辺及び通勤経路等で、不審な兆候を感じたら、可能な限りの警戒体制を敷いて下さい。
○ 犯罪を誘発するような、例えば、支払い等の際、公衆の面前で財布から現金を取り出す等の行為は慎み、常に周囲に対する警戒を怠らないようにして下さい。特に銀行で現金を引き落とした時は要注意です。
○ 犯罪発生状況等について、努めて関心を持ち、自分なりの対策を家族を含めて話し合って下さい。
ここでは、日常における具体的な防犯対策について、最低限度の留意事項を取りまとめました。具体的な自己防犯対策の際に、参考として下さい。
リオ市は、地形上、市内に一戸建て住宅を確保することは困難ではありますが、当地の犯罪情勢面から言えば一戸建て住宅よりもマンション(集合住宅)の方が防犯上、より安全と考えます。
なお、住居(マンション)を選択する場合は、建物の構造及び警備体制等から判断して、人的・物的両面から不審者の侵入防止機能のある住居を選定することは非常に大切なことです。また、仮に玄関先等まで不審者が侵入しても、侵入を諦めるような警備対策を講じておくことも必要なことです。以下、住居選定の際の一般的な目安について述べます。
(1) 住居選択時における留意点
(イ) 住居の選択は、本人自らが当たり、前任者から引き継ぐ場合でも実際に自分の目で確認してから決定して下さい。また、複数の物件に対して充分時間をかけて調査し、納得いく物件を選択することが肝要です。
(ロ) 集合住宅の場合は、周囲の塀が高く(出来れば3メートル以上)、警備員が正面入口に面している場所に位置しており、また、機械警備(監視カメラ、侵入警戒装置等)を設置してある物件も選択の目安となります。なお、部屋は、外部からの侵入を防ぐため、3階以上の部屋を選定することをお勧めします。
(ハ) 当地リオ州では、防犯上、一戸建て家屋の賃貸は差し控えるべきです。
(2) 入居後の防犯措置
(イ) 玄関や通用口扉等への「ワンドア・ツーロック」
(ロ) 侵入可能な窓等への鉄格子の取り付け
(ハ) センサー式照明器具の設置
(ニ) 防犯ベル・サイレン(警報機、侵入警報装置等)の設置
(3) 外出時及び帰宅時の留意点
(イ) 常に自宅窓越しに外の様子を窺い、異常の有無(不審者、不審車両の有無)を確認する習慣を付けて下さい。
(ロ) 同じ時間帯の外出、同一経路をたどらないことが必要です。
(ハ) 帰宅時刻を不規則にすると共に、複数の出入口(正面、勝手口等)がある場合は、日々変えて下さい。
(ニ) 帰路、自宅付近や自宅入口の様子に注意し、不審な点があれば自宅に近づかず、様子を見て下さい(例えば、入口ドアの施錠付近が壊されている場合や窓ガラスが割られている等、不審者の侵入痕跡が認められる場合等)。
(4) 家人の留意点等
(イ) 配偶者の習慣、仕事内容等を含め、家族に関する情報について、友人や知人等(子供の友達の親等)に安易に話さないで下さい。
(ロ) 特別な保管場所、施設がない限り、仕事または動産及び不動産に関する書類更には大金等を自宅に置かないようにして下さい。
(ハ) 緊急事態に備え、緊急連絡網(勤務先、警察等)を備え付けておいて下さい。
(1) 歩行中の場合
歩行中には、スリ、ひったくり、路上強盗等様々な形態の犯罪に遭遇する機会が最も多く存在します。常に誰かに監視されている、尾行されているのではないかという緊張感を持つ必要があります。
(イ) 服装
リオ市内の市中心部(セントロ地区)や南地区(ゾナ・スール)は海岸に面しており、通行人の殆どが、Tシャツや半ズボン等を着用しています。背広やドレスなどは必要な場合を除いて出来るだけ着用を避け、軽装をお勧めします。また、軽装でも、明らかに高級ブランド品と分かるものの着用は避け、周囲にとけ込んだ服装をすることが大切です。
(ロ) 携行品
○ 指輪、ネックレス、高級な腕時計等は出来るだけ身につけないようにすることをお勧めします。パーティー等に出かける際は、会場等に到着した後に身につける方が無難です。
○ 必要があって多額の現金や貴重品を携行する場合は、旅行用の貴重品収納袋等を利用したり、ボタンの掛かる内ポケット等に入れる等外見上分からないような方法で携行して下さい。
○ 財布の中に身分証明書やクレジット・カード、各種証明書を一諸に入れた場合、万一、盗難等の被害に遭うと再発行に手間をとられるだけでなく、住所、勤務先等を知られる虞があるので、必ず別々に分けて携行して下さい。
○ 携帯電話の強盗が多発しており、携帯電話内に自宅、勤務先等の電話番号をメモリーしておくと、被害にあった際、自宅や関係者の電話を知られ二次被害の可能性が出てくるので、極力メモリーはしないようにして下さい。
(ハ) 歩行時
○ 歩行時は、人通りの多い場所を選択し、歩車道の区分がある道路では、必ず歩道の、しかも車道から離れた位置を歩行して下さい。
○ 歩車道の区分のない道路では、車両の進行方向と同一方向に歩行していると、後方より接近する車両やオートバイから容易に携行品をひったくられる危険がありますので、なるべく車両の進行方向と逆の道路端を歩行するように配意して下さい。但し、オートバイ等で歩道に乗り入れ、歩行者からバック等の携行品をひったくる事件も発生していることから注意を要します。
○ 歩行中は、常に周囲の状況に配意し、特に後方からの不審者の接近を防ぐため、時々、後方を振り向いたりして下さい。歩行中、見知らぬ者から話しかけられても立ち止まらず、無視または身振り或いは態度だけで拒否し、早めに立ち去った方が無難です。もし、身の危険を感じたら、付近の商店等に駆け込み助けを求めて下さい。
○ 交差点で信号待ちをする等、一時的に道路上に立ち止まる場合は、道路の直近で待つことなく、道路から離れ、なおかつ後方から人が接近しにくい位置を選定して下さい。
(2) 車両運転中の場合
朝夕のラッシュ時の渋滞を狙った強盗が発生している他、セントロ地区とラゴア地区、ガベア地区とサン・コンラード地区を結ぶ主要幹線道路のトンネル内外での強盗及び麻薬密売組織同士の銃撃戦が発生することがあります。
また、カーナビゲーションを使用する場合、誤ってスラム街に入り込むこと危険性が高くなるので、特に注意が必要です。
(イ) 運転中の一般的な留意点
○ 事前の運転経路について十分に検討の上、その計画を立て、目的地に至るまで危険な箇所が存在しないかを点検して下さい。特に夜間に運転する際は、初めての道路は避けて下さい。
○ 常日頃から車両の点検を励行し、運転前には、燃料、オイル、タイヤの空気圧等の運行前点検を行って下さい。
○ 運転開始前には、必ず「ドアロック」し、窓ガラスを完全に閉めることが必要です。窓ガラスの開いている車両やドアロックのされていない車両は、犯人等に真っ先に狙われます。又窓ガラスにはフロントガラスを含む全ての窓に飛散防止フィルム(側面及び後部ガラスは、色付き)を張るようにして下さい。
○ 走行は、強盗目的による道路脇からの投石や停車時における襲撃等を避けるため、できるだけ中央車線または内側の車線を通行することをお勧めします。但し、中央分離帯が広い道路(Av.Princesa Isabel, Av. das Americas等)では、この限りではありませんので、道路環境に応じた最も安全な車線を選択して下さい。
○ 渋滞しやすい道路や、夜間帯の運転は出来るだけ避けて下さい。
○ 渋滞時、側面車両との車間距離を縮め、強盗等に安易に接近させないようにして下さい。
○ パンク等車両の異常時には、直ちに停車することなく、警察施設やガソリンスタンド等安全な場所まで走行して下さい。
(ロ) 尾行に対する一般的留意点
○ 空港送迎時や銀行、高級飲食店等からの出入りの際は、強盗等の標的になりやすいので十分注意して下さい。
○ 空港施設等建物内から出る時や乗車の際、必ず周囲を見渡し、不審者の有無を確認し、もし、不審な兆候を感じたら、運転を控えて下さい。
○ 乗車の際は、後部座席等を確認するとともに、タイヤ等に不審な細工がなされていないか確認して下さい。
○ 走行時には、常に後方や周囲の車両の状況に配意して下さい。車両による尾行のチェックポイントは、次の通りです。
・ 自車の2~3台後方の車両が自車と同様の動き(追従)をしている。
・ 高速で走行していないのにもかかわらず、後方の車両が車間距離を長くとって追従している。
・ 上記追従車両内には、複数の人間が乗車し、運転者以外の者が携帯電話や無線機等で頻繁に連絡を取っている。
○ 尾行されていると感じた場合は、警察施設やガソリンスタンド等の助けを求めることができる場所に一時退避して下さい。また、退避場所がない場合には、携帯電話で190番し、軍警察の緊急出動を要請して下さい。
(ハ) 万一、強盗等に遭遇した場合の措置
万一強盗等に遭遇した場合は、冷静に対応し、絶対に抵抗しないで下さい。慌てて財布を取り出そうとして、上着の内ポケットや車両のコンソールボックスに手を入れる行為は、犯人からけん銃を取り出すものと勘違いされ、発砲される事態を招きかねません。また、逃走するつもりはなくても慌ててブレーキとアクセルを踏み間違え、射殺された事件も発生しています。なお、強盗犯が子供であっても油断は禁物です。強盗に遭遇した場合は、犯人を刺激しないことが肝要です。
(3) バス及び地下鉄乗車時
(イ) 路線バスの利用は極力避ける。
リオ市では、市民の足として路線バスが多数走行していますが、バス内でけん銃や刃物を使用した強盗が多発しています。路線バス内強盗は、昼夜、場所、路線を問わず発生しており、バス内で強盗犯人と乗客の銃撃戦が発生し、乗客が流れ弾に当たり死亡する事件も起きています。このため、路線バスの利用は極力避けて下さい。なお、やむを得ずバスを利用する際は、できる限り車掌付近の座席に座る、貴重品を携行して乗車しない等留意する必要があります。もし、強盗等に遭遇した場合は、決して抵抗することなく、また、銃撃戦が始まったら床に身を伏せるなどして身を守って下さい。
さらに、バスに対する放火事件も引き続き発生しています。
(ロ) 地下鉄に乗車する際の一般的留意点
地下鉄はリオ市内に2線あり、市民の重要な足となっているばかりか、路線バスに比べて安全と言えます。しかし、リーニャ2(セントロ~北西部)の路線はリーニャ1(セントロ~イパネマ)と比べると犯罪の発生率が高い傾向にあり、注意が必要です。地下鉄利用の際は、以下の点に留意して下さい。
○ 電車を待つ場合は、最前列で待つと自分の動きを封じられるばかりか、電車接近時や通過時に思わぬ事故に繋がりかねませんので、努めて線路から離れ後方の壁を背にして待って下さい。
○ 車内乗降口付近での乗車は避けることが大切です。乗降口付近にいた犯人からいきなり貴重品をひったくられる事件が発生していますので、できる限り乗降口付近での乗車は避けて下さい。
○ 密集した車内では、スリ被害を防止するため、両手に荷物を持ったり、背中に荷物を背負ったりして携行せず、また、ズボンの後ろポケット等に貴重品を入れておかないで下さい。
○ 早朝、深夜等乗客の少ない車両は、各種被害に遭遇する確率が高いので、ある程度乗客のいる車両を選択して下さい。
○ 強盗団は車内で標的を決め、その者が降車して駅を出たところで強盗行為に及ぶ為、電車を降りてから尾行している者がいないか確認してください。
(ハ) タクシー乗車時の一般的留意点
当地には、ラジオタクシーと流しのタクシーがありますが、料金は割高になるものの、安全性の面からラジオタクシーの利用をお勧めします。
○ 乗車時に目的地を告げて、運転手が目的地を知っているか否か必ず確認することが必要です。運転手の中には、目的地を知らない者もおり、また、知っていても、わざと遠回りして料金を余分にとろうとしている者もいます。
○ タクシーの利用は、原則複数で利用することをお勧めします。
○ 支払いは、財布等から直接現金を取り出すことはせず、乗車前に、予め必要と思われる金額を財布とは別に所持するよう心掛け、現金もなるべく細かいものを多く用意して下さい。
○ 運転手の中には大きな額のお札と小さな額のお札とを瞬時にすり替え、足りないと要求してくる者もいますので必ず口頭でいくら渡たすのかを告げ、確認しながら料金を支払ってください。
(4) 銀行の利用時等の留意事項
銀行強盗は、機関銃や自動小銃等で重武装した複数の犯人によって敢行される場合が多く、銃撃戦は銀行内及びその周辺で発生し、犯人、警察官はもとより通行人が被弾して死傷する事件に発展しています。また、キャッシュ・ディスペンサーについては、24時間稼働していますが人通りの寂しい場所に設置されているものも多数あって、利用には特段の注意が必要です。
なお、近年、正規のキャッシュ・ディスペンサーに超小型カメラやカード読み取りのための装置を取り付け、カード情報を盗み取り、後日このカード情報等から新たにカードを作成し、使用する手口の犯罪も発生していますので、これら犯罪にも注意が必要です。
(イ) 銀行等への往復時、周囲の不審者及び尾行の有無の確認を確実に行い、十分な注意を払ってください。特に銀行への出入の際には、自分に対する視線の有無に注意して下さい。
(ロ) 現金の引き出しは、必要最小限度とし、一度に大金を引き出すことは、やむを得ない場合を除き回避して下さい。また、銀行内でも周囲の状況に常に注意を払うように心掛けて下さい。
特に、「出待ち強盗」と呼ばれ、銀行から出てくる人を狙った強盗事件が目立っています。
(ハ) キャッシュ・ディスペンサーを利用する際は、銀行やショッピングセンター等施設内に設置されている機械を利用して下さい。なお、使用する前には別の機器が貼り付けられていないかなど、機器に不自然な状況がないかなどを確認した上、使用することをお勧めします。
(ニ) 銀行内やその周辺で、銃声や混乱等を感知した際は、即座に姿勢を低くし、物陰等に隠れて下さい。又用もないのに警備員に近づかないで下さい。
ここでは、訪問者、使用人、長期旅行等における留意事項について取りまとめましたので参考にして下さい。
(1) 訪問者に対する留意点
配達人、電気検診、ガス点検、電話線点検等を装って、家人にドアを開けさせたり、また、ポルテイロ(門番)をけん銃等で制圧後(それを利用してドアを開けさせ)侵入し、金品を強奪する犯罪がレブロン地区等で発生しています。これらの犯罪を未然に防ぐため、下記の点に十分注意して下さい。
(イ) 見知らぬ来訪者に対しては、決して玄関ドアを開けることなく、インターホンや覗き窓で対応して下さい。特にそれらしい服装、制服などを着用した場合でも安易に信用しないで下さい。
(ロ) 注文していない物品の配達や事前に通知のない電気・ガス等の検診の場合などは、ポルテイロを呼ぶなどして、身分を確認(場合によっては各社に電話を入れる)するよう心がけ、決して自ら直接応対しないようにして下さい。また、家人の許可なしに、訪問者を敷地内や建物内に入れないように管理人やポルテイロに徹底しておいて下さい。
(ハ) ガスの検針や修理等の正当な用件での訪問者であっても、必ず身分証明書でその身分確認を行い、その応対は一人ですることを避けると共に常に監視を怠らないようにして下さい。
(2) 使用人に対する留意点
長年雇用して、信頼をおいた使用人が、強盗の手引きや盗みをする事件は、当地では珍しくありませんので、家事補助者等を使用する場合は、次の点に十分留意して下さい。
(イ) 使用人を雇用する場合は、信頼のおける機関(斡旋所)や人物から選定して下さい。
(ロ) 貴重品や現金などを直接目に留まる場所に置かないようにし、金庫や施錠のできる引き出し等に入れて下さい。
(ハ) 使用人に対して、例え信用がおける場合でも自宅の鍵を預けないで下さい。
(ニ) 旅行予定や外出・帰宅予定時間など必要以上に知らせないで下さい。
(ホ) 給料の前借りや仕事振り等普段と違う兆候がないか、常に注意を払う必要があります。また、使用人に対する電話の回数等についても十分注意して下さい。
(ヘ) 安易に家族の情報を他人に教えないように常日頃から教育し、特に自宅へ見知らぬ者から家族の事柄の問い合せがあった場合は絶対に教えないよう徹底してください。
(3) 長期旅行の際の留意点
一時帰国や国内外への長期旅行時に、家財道具一式を盗まれる事件も発生していることから、次の点に十分留意して下さい。
(イ) 長期不在になることを必要以上に他人に漏らさないで下さい。使用人に対しては、「留守にする」のみの連絡をし、帰宅予定について知らせることなく、帰宅の際はこちらから本人に連絡するようにして下さい。
(ロ) 新聞等については、事前に差し止めするなどして、長期の不在を外部に知られないようにすることが必要です。また、留守番電話の設定についても場合によっては、不在を知らせる手がかりとなりますので、設定には十分注意して下さい。
(ハ) 信頼のおける知人や会社の同僚等に依頼して、定期的に窓の開閉や電気の点灯をしてもらう等配意して下さい。
(1) 道路事情
当地では、主要幹線道路を除く市内大半の道路は、一方通行となっており、左折可能な交差点が少なく、Uターンが直ちにできる構造になっていません。市内道路の舗装は、陥没やひび割れ等の損傷があり、更に車線区分のラインが不鮮明で非常に運転し辛い状況にあります。また、当地の道路は、高速道路でさえも水はけが悪く、僅かな雨でも冠水状態となりますので、走行には十分な注意が必要です。主要幹線道路では、合流地点が多数存在しますが、何等規制がなく、車両が高速のままで合流することも少なくなく、交通事故の多発箇所の一つとなっています。なお、交通信号機や道路標識は、日本と類似していますが、少ない上に破損等により視認性の悪い標識が多々あり注意を必要とします。
(2) 交通マナー
運転者のマナーは、非常に劣悪で、2008年6月ブラジルの道路交通法が改正され飲酒に関する取締が強化され、併せて交通取締も強化されていますが依然、酒気帯び運転、信号無視、逆行、割り込み、急発進、急停車、違法駐車は、日常茶飯事に見受けられます。また、四車線道路の交差点で、最左翼車線を走行中の車両が、方向指示をせず、いきなり右折をする危険な運転も希ではありません。特に週末は、夜を含め未明まで、多くの自動車運転者は、酒気帯び又は酒酔い状態ですので注意が必要です。週末の早朝、自動車を運転される方は、自己車両を取り巻く他車両には注意を払い、猛スピードで運転している車両とは、できるだけ距離を置き、事故に巻き込まれないよう注意が必要です。
(1) 歩行時の留意点
(イ) 当地は、交通弱者に対する施策が皆無であることから横断歩道といえども決して安全ではありません。また、運転手にしても歩行者保護の概念は極めて低く、右・左折の車両が、平然と歩行者に突っ込んできますので十分注意して下さい。
(ロ) 歩道の有無にかかわらず、歩行の際は、車両と対面する方向に歩行し、常に車両の動きに注意して下さい。
(ハ) 夜間は、車両の走行速度が昼間より増し、更に前照灯を点灯せず走行する車両が多々ありますので、道路横断時は特に周囲の状況を見てから横断して下さい。
(2) 運転の際の留意点
(イ) 路線バスやトラックの運転は非常に粗く、幅寄せ、急な進路変更、速度超過等非常に危険な運転をしますので、これら車両の付近を走行する際は、十分注意して下さい。
(ロ) 夜間は、当地の治安との関係により、信号を守らない車両が多く、例え対面する信号が青であっても、交差点を走行する場合には左右の安全確認を怠らないで下さい。
(ハ) 後方からの追い上げ、パッシングをしたり、クラクションを鳴らしたり、急接近したりする車両があるので、前方のみならず後方の車両の動きにも注意して下さい。
(ニ)オートバイ利用者はその機動性を活用して、車両の間を縫って走り抜けることから、走行中はオートバイの有無や動静に充分注意する必要があります。なお、車両の間をすり抜ける際、多くはクラクションを断続的に鳴らすなどしますので、これらクラクションの吹鳴を聞いた際は注意が必要です。
(3) 事故の場合の措置
(イ) 事故発生(加害者)の際は、第一に負傷者を救護することは、人道的に当然のことですが、軽く接触させて(いわゆる当たり屋)強盗を働く事例もあるので注意して下さい。
(ロ) 事故を起こしたら、軽重に関わらず、警察に届出たうえ、契約している保険会社等へ連絡(通常24時間受付ける電話が存在する)し、指示を受けて下さい。このためにも、運転する際は、携帯電話の所持及び自己が契約している保険会社の連絡先メモを常に携帯しておく事をお勧めします。
(4) その他の留意点
(イ) 車両の点検は定期的に行い、異常があればすぐ整備して、常に良好な状態にしておくことが大切です。運行前点検を常に行うように習慣付けてください。
(ロ) 保険は、車両の盗難や事故などをカバーするものであるため、保障内容等を確認の上契約をし、安心して運転できる状況にしておいてください。
(ハ) 万一の事故に備え、血液型(家族を含めた)を記入したメモを免許証と一緒に持ち歩くことをお勧めします。また、重大事故に遭遇した場合に備えて、ポルトガル語で「総領事館へ連絡してください」(総領事館電話番号:21-3461-9595、緊急電話61-3737-5057(日本語の他ポルトガル語、英語等での対応も可能又は、21-9811-4532)旨記載したカードを所持しておくのも、一案です(Ⅸにポ語訳があります)。
(二) なお、ブラジルで車を運転するには、日本の運転免許(国際免許を含む。)では運転は出来ませんので、ブラジルの運転免許へ切り替え等行った上で、運転する必要があります。
(1) 誘拐事件の発生状況
当地における誘拐事件の発生件数は、1995年の108件をピークに年々減少の傾向にありますが、隣接するサンパウロ州では、邦人を含めた誘拐事件は引き続き発生しており、何時当地に飛び火するか予断を許さない状況にあります。また、誘拐の手口は、けん銃や小銃等で重武装した複数犯により、直接生命・身体に危害が及ぶような方法で犯罪を敢行します。
2008年には、在伯ヴェトナム外交官が観光のためコルコバードの丘に向かう途中に誘拐される(後日無事に脱出)事件が発生しています。
(2) 誘拐の対象者
誘拐の対象者は、かつて、各界の有名人や事業に成功した者、または、レストラン経営者、ガソリンスタンドの経営者等ある程度のまとまった現金が即座に動かせる人物や親族等が対象となっていましたが、最近では、中流階級の者まで対象となってきています。現在まで、日本人を対象とした誘拐はありませんが、羽振りのよい生活行動は誘拐の標的となる虞があります。
(3) 誘拐事件の手口
当地の誘拐事件は、犯行を隠密裏に運ぶための周到綿密な計画を練ることは少なく、標的とした対象を2~3週間の調査の後拉致し、地下室等に監禁して身代金を要求しています。犯行には、当然、けん銃等の武器が用いられ、その手段は強引かつ暴力的であり、その監禁場所は、貧民窟の一軒家の地下室が使用されていることが多いようです。また、要求される身代金は、さほど高額なものではなく、比較的容易に準備できる金額であるため早期に解決することもありますが、中には被害者が殺害されることもあります。
誘拐防止の基本的な心構えは、一般犯罪の予防同様、「自分の身は自分で守る」との心構えで、誘拐の危険度に応じた対策をとることが重要です。例えば、もし、誘拐犯人が自分を狙うとしたら「何時」、「何処で」、「どのようにして
」敢行するのかを自分の生活パターンに当てはめて考え、そして、それを如何にして防止するかを想定し、対策を講じることが必要です。「自分に限って誘拐などされることはない」との考え方が最も危険であることを肝に銘じおいて下さい。以下、防止のための具体的対策を列挙します。
(1) 家庭における具体的対策
○ 管理の徹底した住居を選定して下さい。
○ 不審な訪問者や車両を見かけたら早期に警察に通報して下さい。
○ 使用人の身元調査は徹底して行って下さい。
○ 近隣の家庭との連絡体制を確保して下さい。
(2) 勤務先における具体的対策
○ 従業員の身元、行動状況を十分把握して下さい。
○ 電話の通話先を領収書等で随時確認して下さい。
○ 訪問者に会社、事務所内を自由に歩き回らせないで下さい。
○ 職員の住所や出張、旅行日程等を必要以上に知らせないで下さい。
○ 出退社時間帯の行動パターンを定型化しないようにして下さい。
○ 誰もいない時間帯に事務所へ一人で行かないで下さい。
○ 使用する会社の車両は、適宜交換して下さい。
○ 必要以外の者に、名刺等地位の分かるものを渡さないで下さい。また、名刺には自宅住所、電話番号等は印刷しないで下さい。
○ 身分証明用のネームプレートに役職等を入れないで下さい。
○ 職員住所録等を携行せず、会社或いは自宅に保管して下さい。また、住所録等の氏名、電話番号等は日本語(漢用数字)で記載して下さい。
(3) 外出時における対策
○ 定型的な行動をしないで下さい。
○ 出発時、目的地到着時に周囲に不審な兆候はないか確認して下さい。
○ 出来るだけ人目に付く服装は避けて下さい。
○ 早朝、深夜の外出及び行動は避けて下さい。
○ 一人での外出は極力避けて、努めて複数で外出するよう心掛けて下さい。
(4) 車両運転時の対策
○ 常に追尾車両の有無を確認して下さい。
○ 信号停車の際は、車両のギアを入れておき、直ちに発進できるようにしておいて下さい。
○ 道路及びその周辺で、騒ぎ等があっても停車しないで下さい。
○ 人通りの少ない場所でのパンク、追突等に遭ってもその場で停車しないで下さい。
誘拐事件は、その防止対策も重要ですが、その兆候や誘拐された場合は対策も重要です。以下その基本的な措置について列挙します。
(1) 誘拐の兆候があった場合の措置
所在を確認する不審な電話がかかってきたり、通勤時や外出持に尾行されているなどの「直感」乃至「虫の知らせ」がある場合には、一般的な予防対策に加えて、直ちに対応策をとることが必要です。
(イ) 兆候
一般的に誘拐事件の場合は、同一車両に尾行されたり、無言電話や間違い電話が頻繁に掛かってきたり、自宅や会社付近を見知らぬ者が徘徊(車両含む)したりといった誘拐の兆しが窺える不審な動きが存在します。従って、日常生活を送る上で、常日頃の状況または自らの直感として、日頃と違う点がある場合にはまず、誘拐の兆しとしてとらえ、誘拐対策をとる必要があります。
(ロ) 対策
一般的な予防対策を強化することは勿論ですが、直ちに治安機関(民事警察誘拐対策本部)に誘拐の兆候について届け出て、信憑性の判断を依頼すると共に、対応措置について助言を求める必要があります。また、同時に総領事館に通報し、国外退去を含めた対処方策を早急に講ずる必要があります。
(2) 誘拐犯に接近された場合の措置
離脱できる可能性が十分ある場合は、あらゆる手段を駆使して離脱する必要があります。但し、当地でのこの種犯罪には、犯人がけん銃等の武器を所持し、複数で敢行されるのが普通ですから、離脱の可能性がある場合でも、細心の注意を払う必要があります。
(3) 拉致、監禁された場合の措置
万一人質になった場合に備え、生還するための心構えを普段から養っておくことが重要です。人質になることは、肉体的にも精神的にも大変なショックであり、生き残るための方策を予め知らない場合のショックは、特に大きいものがあります。なお、監禁された場合、逃走を図ることは、100パーセントの確信があるときのみ行い、それ以外の場合は、自重して下さい。また、監禁場所は、犯人側の手の内にある場所の一角にあるのが普通ですので、絶対に無理はしないで下さい。人質になった際は、精神的にも肉体的にも健康状態を保持し、自分の感情を押さえ、自尊心を失わず、周囲の環境と自分に対する犯人の態度を改善していく努力を続けることが肝要です。
次に拉致、監禁された場合における、生き残りのための一般的な留意事項を列挙します。
○ 犯人との間に人間関係を作る。
○ 思想、宗教、政治及び本件犯罪に関する論議をしない。
○ 自己管理を徹底し体力を維持する。
○ 生命にかかわる持病がある場合は、その薬を即要求する。
○ 食事は規則的にとり(出されたものは何でも食べる)、常に健康を維持する。
○ 必要以上に家族や会社の情報を与えない。
一般にテロは、組織化され、かつ訓練された集団によって敢行されることから、より高度な防衛対策を講じる必要があります。テロの形態としては、「襲撃」、「誘拐」及び「爆発物による攻撃」が挙げられます。このうち、「襲撃」及び「誘拐」については、一般犯罪と誘拐犯罪の対策を準用されれば概ねの対策を講じることが出来ますが、「爆発物による攻撃」に対しては、これとは異なった対策をとる必要があります。リオ州内では、組織だったテロ組織は確認されていませんが、麻薬密売組織による手製爆弾が爆発する事件が市郊外で発生しています。また、爆破予告電話が架電された事案も見受けられます。ここでは、最悪の事態に備えるため、爆破予告等がなされた場合の一般的な対策についてまとめましたので参考にして下さい。
(1) 電話による脅迫及び爆破予告。
(2) 客等を装って攻撃対象ビル等に侵入し、トイレや事務所の入口付近や待合室等に時限装置付きの爆発物を設置する。
(3) 郵便や宅配便を利用して爆発物を送付する。
(4) 車両に爆発物を仕掛ける。
(1) 当地、日系企業の殆どが、雑居ビル内に事務所を構えていますが、警備に関しては、第一次的にビル管理会社に頼っているのが現状であると思われます。このため、普段から管理会社との連携を密にし、情報交換を積極的に行うことが重要です。
(2) 事務所内外(特に入り口付近のトイレ、ソファー、植木等)の整理整頓に努め、不審物を容易に発見できる環境を作ることが大切です。
(3) 事務所入口での来訪者の身元確認、所持品検査を確実に実施して下さい。特に面会予定のない来訪者には十分注意して下さい。
(4) 社員全員が、平素から警備感覚(事務所の状況、手紙、小包等をはじめ、くず籠の中に至るまでの警戒心)を持つように指導して下さい。
(5) 必要に応じて、監視カメラ、金属探知器を設置して下さい。
爆破予告電話は、単なる嫌がらせか、真の予告かを判断することが非常に難しいものです。しかし、最悪の事態を回避するためには、それが、「真」の予告として対応する必要があります。
(1) 爆破予告電話受理時の対応
(イ) 電話を受理した者は、冷静に対応し、直ちにメモ(録音テープが設置されている場合は作動させ)、合図等によって周囲に知らせて下さい。
(ロ) 電話を受理した者は、次の点に留意して下さい。
○ 通話内容を正確に聞き取り、逐一メモすると共に、相手の語調、訛、 背景音等も聞き取って下さい(録音テープが設置されている場合は、即作動させて下さい)。
○ 会話は、出来るだけ引き延ばすようにして下さい。
○ 犯人の要求事項、爆発物の形状、設置場所について質問して下さい。
(2) 爆破予告電話の分析、評価
安全担当者は、上司等と相談し、脅迫の内容について分析し、その真偽を判断すると共に、その後の措置を検討する必要があります。なお、不審物の発見作業等は、警察等の専門家に任せることを原則として、避難して下さい。このため、予め避難計画を策定し、任務分担を明確にしておいて下さい。また、重要文書等は、非常時に持ち出しが出来るよう分類しておいて下さい。
(1) 連絡体制の整備
(イ) 在留邦人の方は、「在留届」の提出を励行して下さい。
(ロ) 当地安全対策連絡協議会(事務局は商工会議所事務局が兼務)では、緊急連絡網を作成し、加盟各社に配布しております。同連盟網に誤りがある場合や、転勤等により担当官が交替したとき、又は、電話番号が変更された場合には、速やかに商工会議所事務局まで連絡をお願いします。同様に、総領事館に提出済みの「在留届」記載内容に変更が生じた際には、遅滞なく届をして下さい。また、同連絡網に基づく緊急連絡は、誰から来て、誰につなぐのか等、平素より確認しておいて下さい。
(ハ) 緊急事態は、いつ起こるとも限りません。予めそのような場合の家族間・企業内での緊急連絡方法について決めておいて下さい。また、お互いに所在を極力明確にするようにして下さい。
(ニ) 緊急事態発生の際には、総領事館から連絡網を通じて情報提供すると共に、必要な指示を行いますが、電話回線が使用出来なくなった場合には、FM放送により必要連絡を行うことがありますので、FMの受信可能なラジオ(電池の準備もお忘れなく)を、準備しておいて下さい。
当館が使用する周波数は89.8Mhz、89.5Mhz及び90.0Mhzのうち、いずれかの感度が良いものを使用しますので、予めメモリーしておくと便利です。
(2)避難場所等
(イ) 一時避難場所の検討
暴動等が発生した場合は、常に周囲の状況に注意を払い、情報収集し、危険な場所には近づかないで下さい。巻き込まれそうになった場合に、とりあえず避難する場所について、常日頃から頭に入れておく事が重要であり、自分が何処にいるのか(勤務先・通勤途中・自宅等)どのような事態に巻き込まれそうか等、幾つかのケースを想定して各自の一時避難場所を検討しておいて下さい。(外部との連絡可能な場所が望ましい)
(ロ) 緊急時避難先
総領事館からは、緊急事態発生時の状況に応じて、状況により緊急時避難先への集結を指示することがあります。緊急時避難先の所在地等は、次の通りですので、避難先の位置を確認し、そこに至るルートを幾つかのケースを想定して検討しておいてください。
「在リオデジャネイロ日本国総領事館」
住所 :Praia do flamengo,200-10゜andar, Flamengo,
Rio de Janeiro, RJ, Brasil 22210-901
電話 :3461-9595
FAX:3235-2241
「広報文化センター」
住所 :Av.Pres.Wilson,231 15andar, Centro,
Rio de Janeiro, RJ, Brasil 20030-021
電話 :2240-2383
FAX:2220-7744
(3) 緊急事態における携帯品等・非常用物資の準備
(イ) 旅券・現金・貴金属等最低限必要な物は、直ちに持ち出せるよう、予めまとめて保管して置いて下さい。
(ロ) 緊急時には、一定期間自宅での待機を指示する事もありますので、非常用食料・衣料品・燃料等を最低限10日分準備して置いて下さい。
(1) 心構え
緊急事態が発生し、または発生する虞がある場合に、総領事館は邦人保護に万全を期する為、所要の情報収集・情勢判断及び対策を策定し、緊急連絡網を通じて随時連絡致します。平静を保ち、流言飛語に惑わされたり、群衆心理に巻き込まれる事の無いよう注意してください。
(2) 情勢の把握
(イ) 総領事館からの連絡は、在留届にて届けられたメールアドレスを利用した緊急一斉通報等により随時連絡致します。
(ロ) このほか緊急事態発生の際には、現地の報道・NHK海外放送・衛星テレビ等の視聴による情報収集に努めて下さい。
(3) 総領事館への連絡
(イ) 現場の状況のうち、連絡する必要があると認められた事は、随時総領事館に連絡して下さい。
(ロ) 緊急事態発生の際には、お互い助け合って対応することも必要になります。総領事館より在留邦人の皆様にも多々お願いする事もございますので、よろしくお願い致します。
(4) 国外への退避
(イ) 事態が悪化し、各自又は派遣先の会社等の判断により、あるいは総領事館の勧奨により自発的に帰国、若しくは第三国へ退避する場合は、その旨総領事館へ連絡して下さい。状況により、総領事館への連絡が困難な場合は、日本の外務省領事局海外邦人安全課(電話:03-3580-3311 )へ連絡して下さい。
(ロ) 総領事館が「退避勧告」を発出した場合、一般商業便が運行している間は、それを使って可能な限り早急に国外へ退避して下さい。なお、臨時便やチャーター便が手配されているような事態にあっては、総領事館の指示に従ってください。
(ハ) 事態が切迫し、総領事館より退避又は避難の為に集結の指示が出た場合には、上記1.(2)(ロ)で指定した緊急避難場所に集結して下さい。その際、しばらくの間同避難所で待機する必要がある場合も想定されますので、可能な限り上記1.(3)の非常用物資を持参して下さるようお願い致します。その他、緊急時には自分及び家族の生命・身体の安全を第一に考え、その他の携帯荷物は必要最小限にして頂くようお願い致します。
1. 在リオ・デ・ジャネイロ日本国総領事館
(PRAIA DO FLAMENGO 200-10ANDAR
CEP22210-901 RIO DE JANEIRO)
○ 平日(9:00~17:30):電話21-3461-9595
○ 閉館日及び時間外:緊急電話
61-3737-5057(日本語のほかポルトガル語、英語等での対応も可能)
0-800-891-5328(携帯電話,公衆電話からは不可)
2. 軍警察:190
3. 消防及び救急車:193
4. 代表する病院
○ Hospital Souza Aguiar
(Praça da República, 111, Centro)
代表電話:2221-2121
○ Hospital Samaritano
(Rua Bambina,98, Botafogo)
代表電話:2537-9722
5.ツーリスト・民事警察(DEAT)
(Rua Humberto de Campos,315,Leblon)
電話:2332-2924
観光客等外国人にかかる被害、事故の取扱を専門とするリオ州民事警察の部署です。24時間体制で警察官が待機し、事件、事故の届出に対応しています。なお、同署で、盗難保険申請や各種再発給に必要な被害(遺失)証明を発給しています(英語対応可)。
近年、国際結婚のカップルが増えてきています。そうした流れは、日本とブラジルの間でも同様で、当館領事窓口にも国際結婚の届出、日伯間のカップルの間に誕生した子どもの出生届のため来訪される方がたくさんいらっしゃいます。
しかしながら、その一方で、結婚生活で困難に直面したそれぞれ国籍の異なる父または母のいずれかが、居住地の法律を顧みることなくもう一方の親の同意なしに子どもを連れ去り、問題になるケースも発生しています。結婚生活が困難となり、離婚に直面する事態となったとき、子どもをどうするのか、特に将来にわたって子どもの養育と監護をどちらが行うのか、といった問題は常に発生してきます。
今回は、特にブラジル に居住される日本の親御さんにとって、子どもとの関係、子どもを連れての移動についてぜひ留意していただきたい点を述べたいと思います。
1.未成年者略取 罪の適用
ブラジル の国内法では、父母のいずれか が親権または監護権を有する場合に、親権又は監護権を有さない 一方の親が他方の親の同意を得ずに子どもを連れ去る行為は、重大な犯罪(未成年者略取罪 )とされています(注)。
例えば、ブラジル に住んでいる日本人の親が、他方の親の同意を得ないで子供を日本に一方的に連れて帰ると、たとえ実の親であってもブラジル の刑法又は児童保護法に違反することとなり、ブラジル に再渡航した際に犯罪被疑者として逮捕される場合があります。
国際結婚した後に生まれた子どもを日本に連れて帰る際には、こうした事情にも注意する必要があります。
(注)
○ブラジル :未成年者(18 歳未満)の子 の連れ去りの場合、2ヶ月以上2年以下 の禁錮刑 (刑法第249条 )、又は2年以上6年以下の禁錮刑及び罰金刑(児童保護法第237条)を規定 。なお、ブラジルは、「国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約」に加盟しているので、子供がブラジルから他の加盟国(日本は未加盟国)に連れ去られた場合、同条約の規定に基づいて子供の連れ戻し等が行われることになります。
2.未成年の子どもの旅券申請
未成年の子どもに係る日本国旅券の発給申請については、親権者である両親のいずれか一方の申請書裏面の「法定代理人署名」欄への署名により手続を行っています。ただし、旅券申請に際し、もう一方の親権者から子どもの旅券申請に同意しない旨の意思表示があらかじめ在外公館に対してなされているときは、旅券の発給は、通常、当該申請が両親の合意によるものとなったことが確認されてからとなります。その確認のため、在外公館では、通常、子どもの旅券申請についてあらかじめ不同意の意思表示を行っていた側の親権者に対し、同人が作成(自署)した「旅券申請同意書」の提出をお願いしています。
また、ブラジル国においては、父母の双方が親権を有する場合に、一方の親権者が、18歳未満の子を他方の親権者の同意を得ずに国外に連れ出すことは刑罰の対象となる可能性があります。実際に、居住していた国への再入国に際し、子を誘拐した犯罪被疑者として逮捕されたり、ICPO(国際刑事警察機構)を通じて国際手配される事案も生じており、当館では、在留邦人の皆様がこのような不利益を被ることを予防する観点から、18歳未満の子の旅券申請の際には、他方の親権者の不同意の意思表示がない場合であっても、旅券申請に関する両親権者の同意の有無を口頭にて確認させて頂いておりますので、あらかじめご承知ください。
また、あなたのお子さんは、相手の方のお子さんでもあります。問題の兆候が見え始めたら、下記のリンクも参考にして速やかに各種団体・機関にご相談されることをお勧めいたします。
Divisao de Policia de Atendimento a Mulher)に通報乃至相談することになります。リオデジャネイロの場合、連絡先は以下の通り。www.policiacivil.rj.gov.br/delegacia.asp#deamから検索できます。
海外で生活されますと、個人生活も含め幾多の困難に直面されることも多々あるかと思います。しかし、思いがけず法律に違反し犯罪者となってしまいますと、その後の子供との関係にも様々な支障が出てきます。円満な家庭、円満な親子関係のために、上記の点を真剣に考慮していただきますようお願いいたします。
1. 助けて
Socorro!(ソコーホ)
2. 警察を呼んで下さい
Chama a Polícia,por favor.
(シャーマ ア ポリシア,ポル ファヴォール)
3. 泥棒
Ladrão!(ラドラゥン)
4. 強盗
Assalto!(アサルト)
5. 火事だ
Fogo!又はIncêndio!
(フォーゴ) (インセンディオ)
6. 誰か手伝って下さい
Alguém me ajude,por favor.
(アウゲン ミ アジュウーデ,ポル ファヴォール)
7. 病院に運んで下さい
Leve-me para o hospital, por favor.
(レーヴィ ミ パラ オ オスピタル,ポル ファヴォール)
8. 救急車を呼んで下さい
Chama uma ambulancia,por favor.
(シャーマ ウマ アンブランシア ポル ファヴォール)
9. 日本総領事館に電話して下さい
Telefone ao CONSULADO GERAL do JAPÃO,por favor.
(テレフォーニ アオ コンスラード ジェラル ド ジャパオゥン ポル ファヴォール)