在外公館長表彰の実施

12月7日、18年にわたり当地にて日本語及び日本文化の普及に貢献した北原聡美リオ州立大学文学部日本語学科准教授に対し、在外公館長表彰を実施しました。
 
式典の冒頭、星野総領事より、北原氏の尽力によって、リオ州立大学文学部日本語学科が設置され、現在日伯両国において学生間の人的交流が盛んに行われている旨、感謝の意を表すとともに、北原氏の18年にわたる日本語及び日本文化普及への献身的な貢献を称え、また、同大学日本語学科は、現在では、当地の2つの主要な日本語教育機関(同大学及びリオ連邦大学)の一つとなっている旨述べました。さらに、北原氏は日伯間の人的交流の促進に力を入れており、2016年には同大学内に、東京外国語大学のグローバル・ジャパン・オフィスが開設され、大学内で日本語教育に関する指導を行うのみならず、学外ではリオ市内の公立高校に働きかけ、現在では、リオ市内の公立高校2校で日本語コースが開設されており、今後とも北原氏及び日本語学科の活躍を期待している旨述べつつ、北原氏に対して、表彰状を手交しました。
 
続いて受賞者の北原准教授は、最初は公開講座として始まった日本語教育も2003年には、日本語学科の設置に至り、同学科が設置されてからすでに15年が経過しようとしていることに言及しつつ、在リオデジャネイロ日本国総領事館の日頃の協力に感謝の意を表明しました。また、昨年のオリンピックの際は、日本語学科の卒業生の多くが日本メディアで働く等、非常に活躍しており、次の東京2020でも日本語学科の学生が一人でも多く日本で働く等してくれたら嬉しいと述べました。さらには、今回の在外公館長表彰は、自分一人の力でなく、ここにいる日本語学科の学生みんなで受け取ったものであると話し、現在、リオ州立大学は経済危機で学校の授業が休講になる等、非常に厳しい状況にあるが、未来は絶対良くなるので、我々も全員で力を合わせてこの危機を乗り越え、日本語及び日本文化の更なる普及に貢献したい旨、抱負を述べました。
 
 
表彰状の授与   北原氏によるスピーチ
 
集合写真   受賞後の北原氏